PRODUCT
赤外線イメージスキャナ

赤外線

近赤外線画像をより簡単に、しかも高精細に。

近赤外線を搭載したイメージスキャナです。 東洋に多い墨を使った文字や押印は赤外線イメージスキャナを使うと鮮やかに浮かび上がり、判別できなくなった木簡などの判読に役立ちます。 赤外線インクの検査・品質管理、手のひら静脈の可視化、古い位牌文字の判別など各種分析に威力を発揮します。

赤外線イメージスキャナ

IRシリーズ一覧

IR-6000【発売中】

基本仕様

光源
近赤外線(λ=850nm)
光学解像度
94.5 pixel/mm。11μm。2,400dpi
取込寸法
310×437mm・A3ノビサイズ(反射モード)
309×420mm・A3サイズ(透過モード)
最大有効画素数
29,280x41,280pixels(2,400dpi)
階調
16bit In/16bit Out。65,536階調
インターフェイス
USB2.0
外形寸法
656×458×158mm(反射モード)
656×458×190mm(透過モード)
対応OS
最新TWAINをご覧下さい

特徴

階調65,536階調・16bit In/16bit Outの高S/N画像

わずかな資料の明暗差『反射率/透過率のムラ』を0.0015%(=1/65,536)の精度にて、A3サイズの範囲で2次元画像化できます。
その結果、肉眼や通常のデジタルカメラ、赤外線写真等では全く見ることのできない画像が可視化できる場合があります。

カメラや照明のノウハウは必要なし

照明光調整・撮影アングル調整などの設定が不要です。
資料をガラス台に載せるだけ。どなたでも簡単にキレイな画像が得られます。

短時間の赤外線照射で資料を傷めない

カメラ型と異なり、貴重な資料に対し待機時に赤外線を照射しません。
画像取り込みのために赤外線を照射する積分時間は数秒以下です。
また、取り込んだ画像を直ちに確認できるため失敗がありません。

歪みのない画像、画像に縮尺情報付きのデジタルデータ入力

簡単にレンズ歪み無く微細構造を拡大スキャンすることができます。
木簡などを原稿台に置くだけで歪みのない画像を得ることができます。
照明光ムラを自動校正しますので、A3サイズ以上の寸法の資料の画像取り込みにおいても、つぎはぎ部分の画像合成が容易にできます。
デジタル画像データは、自動的に寸法情報(スキャン解像度)が組み込まれます。
定規などを一緒に写し込まなくても寸法管理が厳密になされます。
プリンタ印刷すると自動的に等倍印刷されます。 将来に向けた画像アーカイブ等に最適です。

正反射光を回避した光源配置により、テカリの無い画像をスキャン

濡れたままの資料(木簡等)も『テカリ』無しにキレイに取り込みできます。
カメラ型では真似のできないイメージスキャナの最大の特長です。

2400dpi(A3で12憶画素)の高い画質

印刷に耐える高精細な画像を生成します。
※2400dpi、A3サイズを一度にスキャンするためには専用のソフトウェア(iMeasureScanPro)が必要です。
印刷紙面上にて690%以上の拡大が可能です。
例えば、長さ42cmの木簡を2.9メートルに拡大して印刷出力できます。
大型インクジェットプリンタ等との組み合わせにより博物館等での展示に威力を発揮します。

将来のアップグレードも安心

ドライバにEPSON Scanを使用しており、市販の画像ソフト(Photoshop 等)を使って直ちに画像解析、保存が可能です。
Windows, Macintosh 等の複数のOSに対応します。

納期

注文を頂いてから1.5ケ月以内。
カスタマイズ品は2.5ケ月以内。

カスタマイズ

光源の中心波長を選択可能

ご注文を頂く際に、光源の中心波長を選択可能です。
中心波長範囲:400nm~970nm
半値幅:約30nm
※詳細はお問合せください。

可視光&赤外線 2モードスキャナにカスタマイズ可能

【特徴】

(1)これ1台でフルカラーイメージスキャナモードと赤外線イメージスキャナモードの切り替え可能。

(2)可視光モード/赤外線モードのいずれも焦点が合致します。

これは従来機種のIR-4000では技術的に実現できなかった優れた機能です。
IR-6000の有する0.1mmピッチでの焦点調節機構により、弊社従来機( IR-4000ベース)の課題であった焦点位置のズレ(赤外線モード時、可視光モードに対して+6mm位置がズレる)を自動的に補正します。

(3)プレビューをやり直しせずに透過、反射モードの領域設定が可能です。

EPSON Scanの課題であった、『同じ原稿について、反射画像と透過画像を位置ズレ無くスキャンする』課題を解決しました。

(4)光源の切り替えをPC上からできます。

新規開発ソフトウェア『iMeasureScan for Multimode Scanner』を使い、PCから光源切り替え操作可能です。
また、一括スキャンモードを搭載し、1回のスキャン操作で必要なモードの画像を一括で得ることが可能です。
【一括スキャンで生成されるファイル群例】
赤外線反射画像、赤外線透過画像、可視反射画像、可視透過画像の4つ。

励起光波長、蛍光波長のカスタマイズ可

光源側の透過フィルタや、センサ側のカットフィルタ、更には、光源の発光中心波長を変更することにより、励起波長や蛍光波長のカスタマイズが可能です。

追加オプション(別売)

  • イメージスキャナ駆動ソフトウェア

    駆動ソフトウェア iMeasure Scan

    リニアガンマ(DENSITOMEATOR機能)にて画像を取り込みます。
    被測定物の反射率、透過率に相当する画像を16bitで得ることができます。
    イメージスキャナを濃度計としてお使い頂けます。 iMeasureScan製品情報はこちら

  • キャリングケース

    キャリングケース

    オプション型番:[IR6KCC]
    アルミフレーム+FRP製。

近赤外線の応用事例・サンプル画像

  • 1木簡の見えにくい墨書文字の判別

    考古学研究における木簡の見えにくい墨書文字の判別

    サンプル画像

    近赤外線は可視光に較べ木のセルロース繊維質による光拡散の影響が少ないため奥に染み込んだ墨の炭素成分による赤外線吸収が透けて見えます。
    【資料提供】
    吉川義彦様 関西文化財調査会

  • 2神社仏閣の古い位牌文字の判別

    神社仏閣仏壇の古い位牌文字の判別

    サンプル画像

    黒化して判読できなくなった古い位牌であっても赤外線イメージスキャナを使うと墨で書かれた文字が鮮やかに浮かび上がります。
    【資料提供】
    広島県甲山町教育委員会

  • 3手のひら静脈の可視化

    手のひら静脈の可視化

    サンプル画像

    静脈中の血液は近赤外線を吸収し、個人ごと固有なパターンを持ちます。
    ※プライバシー保護のため低解像度画像のみを掲載。

  • 4伊勢型紙(渋紙に手彫り技法で彫り模様を抜いたもの)の押印の可視化

    伊勢型紙の押印の可視化

    サンプル画像

    濃い焦げ茶色の型紙をスキャンすると、目では全く見えなかった、墨で書かれたサインや押印が浮かび上がります。
    【資料提供】
    常葉大学短期大学部 名誉教授 稲葉昌代様

  • 5立体物のアウトライントレースを簡略化

    立体物のアウトライントレースを簡略化

    サンプル画像

    インクジェットカラープリンタの染料は赤外線を吸収しないため、カラー出力を鉛筆で直接なぞった後、赤外線イメージスキャナでスキャンすると鉛筆線のみをトレーシングラインとして抽出できます。

  • 6方眼紙に書いた鉛筆デッサンのみを抜き出す

    方眼紙に書いた鉛筆デッサンのみを抜き出す

    サンプル画像

    遺跡から発掘される土器などの遺物の『実測図』を作成するために、それまで、方眼紙に手書きされた線画を再度、トレーシングペーパーに描写する作業が行われてきました。赤外線イメージスキャナを使うことでこの作業を省略することができました。
    【資料提供】
    財団法人 吉田町地域振興事業団(山口県)

その他

・目に見えない赤外線インク(ステルスインク、不可視インク)を印刷した印刷物、有価証券の検査、品質管理。
・ボールペン、筆などの筆記用具の識別、鑑定。
・退色した古い写真の復元。 ・・・など

発表論文

・日本工業出版「画像ラボ 2000-5」第11巻第5号 PDF(835KB)

・O Plus E 2000-12 PDF(473KB)

・赤外線イメージスキャナと赤外線カメラの比較 PDF(92.3KB)

論文ダウンロードはこちら

導入実績

国内外の大学、研究機関に導入しています。詳しくはこちら

販売元

直販

アイメジャー株式会社 (iMeasure Inc.) 

埋蔵文化財関連のお客様向けの代理店

(1)株式会社 とっぺん

〒840-0857 佐賀県佐賀市鍋島町大字八戸3190-3
0952-28-7225 | toppen@toppen.jp | http://toppen.jp

(2)株式会社 三ツワフロンテック

〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋3-6-24
06-6351-9631 | 06-6351-9632 | http://www.mitsuwa.co.jp

開発者

開発担当者

アイメジャー株式会社 一ノ瀬修一

開発協力者(敬称略)

財団法人 京都市埋蔵文化財研究所 宮原健吾
株式会社 とっぺん 代表取締役 武広正純
小川紋弘